どクラシックだからこそ革質の良さが光る「J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)#300 クラッシックキャップトゥ」 [J.M.WESTON]
「KUTULINE(クチュラン)」第69回の逸品は、、、
「J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)#300 クラシックキャップトゥ」です。
ブランド:J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)
モデル:#300 クラシックキャップトゥ
ジェイエムウエストンと言うと、「641 ゴルフ」や「180 シグニチャーローファー」「677 ハントダービー」「705 チェルシーブーツ」など、カジュアルな印象のモデルが有名ですよね。
でも、ジェイエムウエストンのクラシックラインには、上記のモデル以外にも不朽のモデルがザクザクあります!
今回、ご紹介する「300 クラシックキャップトゥ」もその一つです。
ではでは、格付けしちゃいましょう!
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)#300 クラシックキャップトゥ」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!
どクラシックの内羽根式のキャップトゥ(ストレートチップ)です。
このデザインは、フォーマルに、ビジネスにとマルチに使えるので、ファースト革靴はこのデザインを選ぶ方が多いと思います。
革靴は、洋服と異なり、シーズンによってトレンドが大きく変わることがなく、普遍的なデザインのものが多いですよね。
その中でも、内羽根式のキャップトゥは超クラシカルでシンプルかつ普遍的!!
だからこそ、革靴自体のフォルムや革質が際立っちゃうんです。
ゆえに、「黒の内羽式キャップトゥならなんでも同じ」などと思ってはいけません。
新品の状態をパッと見て受ける印象に、さほど差がつくわけではありませんが、履きこんでいくと革の良さが引き立ちますし、なんといってもマルチに活躍する靴なので、履き心地が良いものに越したことはありません。
その点、ジェイエムウエストンの「#300 クラシックキャップトゥ」はおすすめ。
世界最高峰のタンナー「デュプイ社」を傘下に持つジェイエムウエストンの強みがばっちり反映されています。
アッパー、底材、ライニングのどれをとっても、素晴らしい革が使われているんですよー。
質の良い革が使われているというのは、本当にありがたくって、お手入れをすると一層革が輝きますし、多少お手入れを怠っても、キレイな状態が続きます(とはいえ、お手入れをするに越したことはありません)。
そして、フォルムはラウンドがかったバランスの良いスクエアトゥになっていてモダンな印象です。
しかも、このモデルは、タイトフィッティングで履くこともあり、ウィズ(足幅)はA-Gまで揃えられています。
使われている革は上質ですけれど、少し硬さを感じる革質ですので、タイトフィッティングで履くと最初はきつく感じるかもしれません。
履いているうちに馴染んでいきますが、最初の印象で、その靴を履くのを敬遠するようになってはもったいないですよね。
だからこそ、店頭では納得いくまで試着して、ぴったりの1足を選びたいところです。
ちなみに、ジェイエムウエストンは3月1日より価格改定されてしまいます。
購入を迷っていらっしゃる方は、検討を急いでくださいね。
時代を超えて愛される革靴ブランド「ジェイエムウエストン」
前回のガイド「#180シグニチャーローファー」「#590 トリプルソールダービー」 「#641ゴルフ」「#598ロジェ」「#705チェルシーブーツ」でご紹介したとおり、「J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)」は、フランスのブランドです。
1891年に南フランスのリモージュで、エドワール・ブランシャール氏が創業しました。
ジェイエムウエストンの哲学は、たゆまず高品質を追求する靴づくりに対する真摯な姿勢です。
そして、顧客重視でものづくりを続けるということ。
そのあらわれでもある、サイズ展開は、バリエーションが豊富です。
通常のブランドは、足幅「Eウィズ」の展開しかないことも珍しくないなか、ジェイエムウエストンでは、数段階の足幅(ウィズ)の展開をしています。この「#300 クラシックキャップトゥ」では、A~Gまで用意されています。
こんなブランドは本当にめずらしいですよ。
それに加え、顧客のパーソナルな意向を叶える「スペシャルオーダー」や純正パーツを使った「リペアサービス」など、かゆいところに手が届くようなサービスを展開しています。
それゆえに、靴好きの気持ちをがっちり離さずにいるんですねー。
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.4/5」
「J.M.WESTON公式HP」
おすすめの革靴情報なら革靴俱楽部EYELET(アイレット)へ!
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