ベリーAmericanが今の気分!?「REGAL(リーガル) サドルシューズ」 [REGAL]
「KUTULINE(クチュラン)」が選んだ第68回の逸品は、、、
「REGAL(リーガル) サドルシューズ」。
ブランド:REGAL(リーガル)
モデル:#W383
カラー:ダークブラウン
プライス:¥29,160(税込) ※2015年2月16日現在 リーガルHPにて確認
私が昔々オリーブ少女(←死語?)だったころ、欲しくて欲しくたまらなかったサドルシューズ。
今も、昔と変わらないデザインで作られているんですね~。
ちなみに、中学生の私がお小遣いをためて、リーガルショップに行っていたら、MAX大きいサイズでも入りませんでした……。
そんな思い出のつまったリーガルのサドルシューズを格付けしちゃいます!
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「REGAL(リーガル) サドルシューズ」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!
ポッコリとした木型で、可愛らしい雰囲気のサドルシューズです。
アメリカの靴は、履き心地の良さを追求した靴が多いので、細身ではなく、歩行時の足の動きを阻害しないような構造の靴が特徴です。
アメリカントラッドを感じさせてくれる品行方正な靴ですね。
「リーガル」は、アメリカ生まれの日本ブランド?
今では、「リーガルシューズ」は日本ONLYのブランドになりました。
リーガルの前身は1902年に誕生した「日本製靴」です。
1961年に、アメリカ・セントルイスにあるブラウン社と日本製靴が技術提携を結びました。
これにより誕生したのが「リーガル」です。
アメリカからきた木型を日本人の足に合うように設計し、耐久性のあるグッドイヤーウエルト製法でつくりこんだアメリカントラッドシューズを初めて日本に紹介しました。
1960年代は、空前のアイビーブーム。
アメリカントラッドが日本のファッションシーンに大流行していた時です。
そんな折に、アメリカンスタイルシューズを展開するリーガルは大反響を得てきました。
今や、リーガルは、日本人なら必ず通る革靴ブランドと言っても過言ではないくらい、信頼と実績のあるブランドとなりました。
そのリーガルの企業理念は「靴を通して、お客さまに、足元から美と健康を提供する」です。
色使いが斬新なリーガルのレインシューズ
写真出典:シューズストリート
サドルシューズは、革靴女子にもおすすめ!
サドルシューズは、アッパーの色の切り替えしてある部分が馬の鞍(サドル)に似ている靴です。
この切り返しの部分は元の靴に上からパーツを乗せているので、他の部分とは異なる色や素材をつかった、いわゆるコンビになっているデザインが多いのですね。
このサドルシューズは、50年代アメリカの学生たちに大流行したデザインだそうです。
50年代のアメリカと言えば、「古き良き」時代として表現されることがあります。
この時代に活躍したのは、エルヴィス・プレスリーやジェームス・ディーン。
そう、50年代は、ファッション、音楽といったカルチャーが注目された時代なんです。
当時の学生たちの写真を見ると、女子学生がこのサドルシューズを履いているのを見ることができます。
そう考えると、中学生当時の私が、この靴を欲しがったのも、わかりますねー。
21世紀になった今もサドルシューズのデザインは、変わっていません。
2015年春夏のトレンドは、「デニム」と言われています。
デニムと言えば、リーバイスの501xxといった50年代のトレンドアイテム。
ゆえに、「フィフティーズ」の雰囲気を醸し出せる、このサドルシューズも注目ですよ!
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「リーガルHP」
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