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セミブローグの傑作「Edward Green(エドワード・グリーン) CADOGAN(カドガン)」 [Edward Green]

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「KUTULINE(クチュラン)」第52回の逸品は、、、
「Edward Green(エドワード・グリーン)  CADOGAN(カドガン)」です。

52_edward_green_CADGAN.jpg


ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: CADOGAN(カドガン)


エドワードグリーンの「カドガン」って、なんだから、ロボっぽい名前だと思いませんか!?
「ロボコン」と同じような響きがあるような気がするのは、私だけかなー。

そんなことを言ったら、カドガン伯爵に怒られますね。

 

「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) CADOGAN(カドガン)」をご紹介します。

では、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、5です!



weston_kutulin_point_5.gif

エドワードグリーンの代表作「カドガン」は、セミブローグオックスフォードの傑作です。

もちろん、クラシックなドレスシューズなのですけれど、カジュアルにも相性が良く、使い勝手が良いのが特徴です。

メダリオンとシルエットとのバランスが絶妙で、上品さが醸し出されていますね。

セミブローグは、どちらかというとアクティブな靴なので、写真のブラウンがおすすめです。

例えば、プレゼンの席で、上質のネイビースーツにブラウンのカドガンを履いていれば、とてもやる気があるように見えるはず。

1足あれば、とても重宝する靴ですね。

靴マニアからの支持が厚いEdward Green(エドワード・グリーン)


前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のDover(ドーバー)をご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。

質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。

これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、「出来うる限りの上質を求める」という哲学のもとに最高品質の革靴を生み出してきたから。

ただ、1890年の創業当時はアーミーブーツを手掛けていたこともあり、このゴールウェイは、エドワードグリーンのルーツが反映されているといっても良い革靴ですね。


クラシックの名作


Edward Green(エドワード・グリーン) は、名作と呼ばれる木型を数多く擁するブランドのひとつです。

 特に、#202ラストは、名作中の名作として、靴好きに知られています。

今回のカドガンに採用されているラストは202です。
202ラストは、アウトサイドのボールジョイントに余裕をもたせながらも、トゥが小ぶりとなっていて、日本人の足にも合いやすいのが特徴。

とてもバランスが良く、グリーンを代表するラストだと言われています。

そして、この「カドガン」には#202を採用したものと、#82というラストを使ったものがあります。

#82ラストは、主に「202」を元にして生まれたラストですが、よりシャープで現代的なフォルムになっています。
例えば、ロングノーズになっていたり、トゥも少しポインテッドにと、スリムな印象を受けるラストです。

デザイン自体は、とてもクラシカルなモデルなので、ここでは、202推しとさせていただきます。


■Edward Green ラスト比較

Edward Green ラスト比較


出典:Strasburgo HP

 

エドワードグリーンの靴は、アッパーだけでなく、アウトソールにも上質な革が使われていて、快適なフィッティングを得られるだけでなく、足群れも少なく、1日を心地よく過ごさせてくれる靴です。

こうしたクラシカルなデザインの靴を探しているならば、上質なものを手に入れておくのが良いかもしれません。
デザイン自体に流行り廃りがありませんし、お手入れをしながら履けば、軽く20年くらい履けます。

そういった意味でも、エドワードグリーンのカドガンは一押しです。
 
ちなみに、プチ情報。

エドワードグリーンの靴を購入する際は、各取扱店の価格を比較してみてください。
意外な発見があるかもしれません……。



※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。


[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
Edward Green公式HP
Strasbrugo HP


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タグ:Edward Green
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