全天候型の万能靴「PARABOOT(パラブーツ) William (ウィリアム)」 [PARABOOT]
「KUTULINE(クチュラン)」第43回の逸品は、、、
「PARABOOT(パラブーツ) WILLIAM(ウィリアム)」です。
ブランド:PARABOOT(パラブーツ)
モデル:WILLIAM(ウィリアム)
「ウィリアム」と聞くと、ついつい心がときめいてしまうのは私だけでしょうか。
今回は、2つのウィリアムの中でも、PARABOOT(パラブーツ) のウィリアムを格付けします!
※もうひとつのウィリアムは、ジョンロブのウィリアムです。
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「PARABOOT(パラブーツ) William (ウィリアム)」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!
このモデルは、なんといってもオンオフ問わず活躍してくれるダブルモンクのストラップシューズです。
とはいえ、ノルウィージャン製法でつくられているため、足元にボリュームが出ますし、カジュアルさがありますので、スーツスタイルには、向いていません。
カジュアルなジャケパンスタイルでキマると、カッコいい靴ですね。
タウンデートで、履いて来てほしい靴でもあります。
機能性と堅牢性で支持を集めるフレンチシューズのアイコン
「PARABOOT(パラブーツ)」は、フランスのブランドです。
しかも、フランス100%のブランドと言えます。
その理由は、フランスの自社工場で、ソールまで製造しているからです。フランスのイゾーとヒューレにファクトリーを所有し、この2つの工場でラバーソールやノルヴェイジャン製法の靴、あるいはグッドイヤー製法の靴を自社工場で一貫して生産しています。
だから、フランス100%。
ソールまで自社で製造しているブランドは、パラブーツだけなので、そういった意味でも、唯一無二のブランドだと言えます。
ジョンロブの「ウィリアム」とパラブーツの「ウィリアム」
前述した通り、「ウィリアム」はパラブーツののほかに、ジョンロブにも存在します。
実は、90年代にジョンロブがカジュアルコレクションを展開していて、そのコレクションの「ウィリアム」をOEM生産していたのがパラブーツ。
一度はコレクションの終了とともに生産中止となったものの、後にパラブーツが復刻したというわけです。
で、この「ウィリアム」。
上質というものをよく知る大人のための傑作カジュアルシューズになっています。
例えば、ノルウェイジャン製法による堅牢なステッチ、耐久性に優れたラバーソールなど、まさに全天候型の構えで、デキる大人にピッタリです。
それでいて、アッパーはドレッシーな雰囲気。
お洒落かつ実用的で、オールマイティに活躍してくれること、間違いなしです!!
ちなみに、2014/11/19(水)~25(火)の期間中、伊勢丹メンズ館にてシューズパターンオーダー会が実施されます。
お見逃しなく!!
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「大人の週末靴読本」
「PARABOOT公式サイト」
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