洗練されたカントリーシューズ「Edward Green(エドワード・グリーン) GALWAY(ゴールウェイ)」 [Edward Green]
「KUTULINE(クチュラン)」第42回の逸品は、、、
「Edward Green(エドワード・グリーン) GALWAY(ゴールウェイ)」です。
ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: GALWAY(ゴールウェイ)
エドワードグリーンの靴箱デザインが変わったそうです!
なんか、高級感が醸し出されているんですよね。
私は質実剛健な部分が残っているグリーンが好きなんだけどなー。
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) GALWAY(ゴールウェイ)」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!
ドレスシューズのイメージが強いエドワードグリーンの中で、珍しいカントリーシューズです。
カントリーといいながらも、ラスト82という細身の木型が採用されているので、なんだか洗練された雰囲気が醸し出されていますね。
また、今回、ご紹介するゴールウェイは、スエードとスムースレザーのコンビなので、こなれたお洒落さも加わっていますよね。
週末のデートで、履いて来てほしい逸品だと思います。
でも、やっぱり、ここで気をつけたいのが、お洋服とのあわせです。
あまりカントリーに傾倒しすぎずに、ブリティッシュフレッピーの要素を取り入れると、女子受けするはず。
ノーザンプトンの最高峰であるEdward Green(エドワード・グリーン)
前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のDover(ドーバー)をご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。
質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。
これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、「出来うる限りの上質を求める」という哲学のもとに最高品質の革靴を生み出してきたから。
ただ、1890年の創業当時はアーミーブーツを手掛けていたこともあり、このゴールウェイは、エドワードグリーンのルーツが反映されているといっても良い革靴ですね。
クラシックとモダンが融合したブーツの名作
Edward Green(エドワード・グリーン) は、名作と呼ばれる木型を数多く擁するブランドのひとつ。
特に、#202ラストは、名作中の名作として、靴好きに知られています。
今回のゴールウェイに採用されているラストは82です。
この82というのは、主に「202」を元にして生まれたラスト。
202よりもより現代的でシャープなフォルムが特徴です。
また、ゴールウェイには、カントリーシューズの「ダンディー3」と同じ#58ラストを使ったものや、#64を使ったものなどがあります。
アッパーの素材も、今回ご紹介したコンビのものだけでなく、全面にグレインレザーを使ったタイプのものなど、さまざまなタイプがあります。
どのゴールウェイでも、特徴的なのは、やや張り出したコバに、レーストップの4つのDリング、そして、アッパーから外羽根のシャフトに向かった曲線のデザインですね。
トゥ部分がストレートチップになっている点も見逃せません!!
ちなみに、現在伊勢丹メンズ館では、エドワードグリーンのパターンオーダー会を開催中です。
今週末の15・16日には本国からスタッフが来日するとのこと。
ぜひ、この機会に足を運んでみませんか?
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
「Edward Green公式HP」
「Strasbrugo HP」
[スポンサードリンク]
コメント 0