上品でラブリーな大人サンダル「F.LLI GIACOMETTI（フラテッリ・ジャコメッティ） 」

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「KUTULINE（クチュラン）」第98回の逸品は、、、
「F.LLI GIACOMETTI（フラテッリ・ジャコメッティ）キルトサンダル」です。

ブランド：F.LLI GIACOMETTI（フラテッリ・ジャコメッティ）
モデル：FG377

素足で履ける大人サンダルと言えば、ジャコメッティ。
そして、レアなエキゾチックレザー※と言えば、ジャコメッティ。
さらに、スーパースペックを備えている靴と言えば、ジャコメッティ。

そう、ジャコメッティと言うと、靴好きから支持を集めるブランドなんです。

※今回ご紹介の靴はエキゾチックレザーではありません。

ということで、梅雨寒の今日、夏の到来を待ちわびるためにも「F.LLI GIACOMETTI（フラテッリ・ジャコメッティ）」のキルトサンダルを格付けしちゃいます。

 

「KUTULIN（クチュラン）」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「F.LLI GIACOMETTI（フラテッリ・ジャコメッティ）のキルトサンダル」をご紹介します。

では、いつものように、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、3です！

 

今回、ご紹介するジャコメッティのキルトサンダルは、ちょっと変化球となるような1足です。

ジャコメッティのサンダルと言うと、リザードなどのエキゾチックレザーを使ったグルカサンダルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかーし！ジャコメッティのサンダルはグルカサンダルだけではないんです！！

近頃は、バリエーションが豊富になってきています。

このキルトサンダルも、その一つ。

そもそも、キルトというのは、泥よけのために使われいたらしいです。
考えてみると、確かにゴルフシューズなどに付いていることが多いような。

それをサンダルに導入するって、ちょっと面白い！！

トゥ部分は足が丸見えなのに、、、なんて思っちゃいますよね。

今では、装飾的に使われることが多くなったキルト。
ちょっと、カジュアルな印象を与えてくれます。

さてさて、このキルトサンダル。
特徴はスリムなシルエットです。

ルーズに履きがちなサンダルですけれど、このジャコメッティのサンダルは、幅が細く、甲は低くなっているので、ほぼ革靴と思ってください。

ちなみに、仕様も立派な革靴と同様。

マッケイ製法で作られていて、なんとアウトソールはヒドゥンチャネル仕上げになっています！！
 

上品さと可愛らしさが共存するサンダルです♪

ちなみに、先週末、六本木ヒルズのユナイテッドアローズでこのサンダルがセールになっていました。
4割引だったかな…。夏の前に早くもお値下げというのは嬉しいですね。

エキゾチックレザーなら「マルモラーダ／フラテッリ・ジャコメッティ」

実は、クチュランで取り上げるのが5回目となるフラテッリ・ジャコメッティ。
これまでには、グルカサンダルとジョッパーブーツなどを取り上げてきました。

フラテッリ・ジャコメッティには、「フラテッリ・ジャコメッティ」と「マルモラーダ」という2つのラインがあります。

例えば、グルカサンダルやマウンテンブーツなど、登山靴へのオマージュとしてつくっているのが、「マルモラーダ」。
ドレスシューズのラインが「フラテッリ・ジャコメッティ」。

今回ご紹介のキルトサンダルは、ドレスシューズのラインなので、「フラテッリ・ジャコメッティ」ということになりますね。

そもそも、なんで、登山靴へのオマージュなのかというと、ジャコメッティは登山靴生産の一大拠点であった イタリアの北部、ベネト地方で創業したブランドだから。

この地方では伝統的にノルベジェーゼ製法で登山靴をつくっていましたが、次々と他メーカーが廃業してしまいます。

 そこで、ジャコメッティは、ノルベジェーゼ製法に求められる高い技術力を今後に残すためにも、ドレスシューズの雰囲気を取り入れたマウンテンブーツをつくりあげました。

そして、ジャコメッティは、タンナーとの太いパイプがあるようで、オーストリッチ、エレファント、クロコダイル、アザラシなど貴重なエキゾチックレザーを使った靴をつくっているのが、特徴です。

※「KUTULIN（クチュラン）」は、
革靴倶楽部「EYELET（アイレット）」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET（アイレット）」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。 

 [参考資料] 「Rifare HP」

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コメント 1

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by Tadalafilo (2018-04-14 03:15)