ド定番のストレートチップ「三陽山長(友二郎) 」 [三陽山長]
「KUTULINE(クチュラン)」第108回の逸品は、、、
「三陽山長(サンヨウヤマチョウ) の友二郎」です。
ブランド:三陽山長
モデル:友二郎
カラー:ブラウン
プライス:71,280(税込)※三陽山長HPより2015/08/07現在
三陽商会の展開する『三陽山長』。
イセタンメンズなどの百貨店に入っていますし、銀座や二子玉川に直営店があるだけでなく、成田空港にも出店したりと、どうも売り上げが好調のようです。
そして、この秋冬から“靴発信のリアルクローズブランド”としてトータルブランド化する予定です。
銀座店(銀座ベルビア館)をフラッグショップとして、9月後半~10月をめどに改装オープンするとか……。
トータルブランド化にあたって、コーディネートの起点にするのが三陽山長の代表作「友二郎」。
今回は、その友二郎くんをご紹介します。
さあ、気になる格付けは……
今日は、「三陽山長(さんようやまちょう)友二郎」をご紹介します。
まずは、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、3です!
「友二郎」くん、ド定番のストレートチップです。
ストレートチップと言うと、フォーマルにビジネスに活用しようと、ブラックを手に入れる方が多いですよね。
でも、ブラックだと、靴に施されたステッチの美しさなどはちょっとわかりにくいので、今回はあえて、ブラウンの友二郎くん推し。
友二郎くんのキャップ部分は、ステッチが二重になっていて、繊細さを感じられます。
そして、レースステイ部分には、流れるようなスワンネック(ライン)が施されていてエレガント。
ブラウンの友二郎くんなら、そんな細かいステッチを楽しむことができます。
フォルムはバランスの良いラウンドトゥですし、コーディネートしやすいところも良し!!
さらに、2015年秋冬のトレンドカラーは自然回帰がテーマ。
ですから、ブラウンとは相性が良いですよー。
ちなみに、友二郎くん、今回ご紹介した通常版に加えて、「極み友二郎」くんというプレミアム版もあります(ブラック)ので、見比べてみてくださいね。
日本の伝統職人の匠の技が活きる!
「三陽山長(さんようやまちょう)」は、名前からもお分かりの通り、日本のブランドです。
あのアパレル「三陽商会」が手掛けているので、「三陽」と頭についているわけです。
実は、この三陽山長、紳士靴だけでなく、婦人靴や鞄や革小物なども手掛けていて、「和」をベースにしたオリジナルテイストを表現しているブランドと言えます。
三陽山長の特徴は、革の良さ。世界最良の素材を使用している点。
良い素材を使いながらも、お手頃なお値段で提供してくれています。
絶妙なネーミングが光る三陽山長のモデル名
三陽山長の靴たちをみると気になるのは、やはりそのモデル名。
渋くて、カッコいい日本名がついているんですよね。
では、少々、モデル名を紐解いてみましょう。
まずは、ラストと名前の関係から。
ラストによって共通した文字がつかわれています。
R201(ラウンドトゥ)…○○郎
R2010(201を改良し、小ぶりのヒールカップでホールド感を向上させたラウンドトゥ)…○○郎
R2013(スリッポン用のラスト。ラウンドトゥ)…○○郎
R309(土踏まずに余裕を持たせたスクエアトゥ)…○之助
R305(ロングノーズなラウンドトゥ)…○太郎
次に、デザインと名前の関係について。
デザインは先頭の文字に表現されているのですね。
「友」…ストレートチップ
「源」…ダブルモンクストラップ
「修」…サイドモンクストラップ
「琴」…アデレード
「鷲」…フルブローグ
「長」…ブーツ
などなど。 意外とわかりやすいですよね。
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