お待ちかねの新作です!「Edward Green(エドワード・グリーン) ASHTON(アシュトン)」 [Edward Green]
「KUTULINE(クチュラン)」第94回の逸品は、、、
「Edward Green(エドワード・グリーン) ASHTON(アシュトン)」です。
ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: ASHTON(アシュトン)
ラスト:890
エドワードグリーン125周年を記念してつくられた新ラスト890を使った新作です!
このブログ「クチュラン」の姉妹サイト「EYELET」でも取り上げていた通り、新ラストを使ったモデルは、昨年末頃からお目見えしておりました。
良くみると、左から2番目が今回ご紹介するアシュトンですね。
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) ASHTON(アシュトン)」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、3です!
エドワードグリーンのシングルモンクというと、「OUNDLE(オウンドル)」がありましたね。
ちなみに、このモデルは、まだこのクチュランで格付けはしておりません……。
オウンドルは、どちらかと言うとドレス寄りのシングルモンクストラップです。
ラストには888ラストが採用されていますので、トゥシェイプはスクエア。
写真(オウンドル) 出典:ストラスブルゴ
対して、アシュトンの方は、少しカジュアルな印象のシングルモンク。
それというのも、アッパーに使われている素材がスエードと言うことが大きいですね。
そして、良くみると、トゥ部分にも違いがあります。
アシュトンには、一文字のストレートラインが見えますよね。
オウンドルには、トゥ部分に装飾がなく、スムースレザーでツルッとした印象なので、ビジネスにふさわしい靴。
しかも、ソールはなんと半カラスなんですよ。
アシュトンに採用されている新しい木型#890も888同様にスクエアでチゼルっぽくなっているので、なかなかシャープな印象です。
とてもシャープなんですけど、アシュトンのボールジョイント部分には幅を感じます。
ゆえに、勇壮な印象も同時に受けましたね。
履き心地はどうかというと、二の甲(甲の最も高い部分の周囲)の押さえによるフィット感の良さがあり、履き心地も良好とのこと。
とても品のあるシングルモンクですので、ぜひ手に取ってチェックしてみてください!
靴好きが行き着くEdward Green(エドワード・グリーン)
前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のマルバーンをご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。
質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。
これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、「出来うる限りの上質を求める」という哲学のもとに最高品質の革靴を生み出してきたから。
それだけに、デザインの美しさだけでなく、手入れをしながら履けば、10年、20年、30年でも履き続けることも可能です。
エドワードグリーンの靴は、普遍的で長く付き合っていける革靴だということですね。
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
「Edward Green公式HP」
「Strasbrugo HP」
おすすめの革靴情報なら革靴俱楽部EYELET(アイレット)へ!
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