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梅雨なのに秋が待ち遠しくなる「Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)ショートサイドゴアブーツ」 [Enzo Bonafe]

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「KUTULINE(クチュラン)」第93回の逸品は、、、
「Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ) ショートサイドゴアブーツ」です。

93_enzo-bonafe _.jpg


ブランド:Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)
モデル: ショートサイドゴアブーツ

梅雨に入ったばかりだというのに、なんでサイドゴアブーツなんだ!!
しかも、カーキって、秋色じゃないか!!

そんな、声、甘んじて受け入れます。

2015秋冬展示会の記事を書いていたら、無性に秋冬向けのブーツが気になってきたんですよね。

ちなみに、Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)氏は、伝説の靴職人。
セレクトショップの「ビームス」、シューズサロン「リファーレ」、そして「イセタンメンズ」などで取り扱いされています。

今回は、そのエンツォ・ボナフェ氏のブランド「Enzo Bonafe」のショートサイドゴアブーツを格付けしちゃいます。

「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)ショートサイドゴアブーツ」をご紹介します。

では、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、3です!



weston_kutulin_point_3.gif


シンプルで使い勝手の良いサイドゴアブーツです。

このタイプは、スーツにあわせても良し、ジャケパンに合わせても良し、と万能シューズと言えます。

しかも、写真のトゥシェイプはスクエアですけれど、実はラウンドトゥもあり!
2014年秋冬から<ビームス>でラウンドトゥの展開を始めました。

こういったシンプルな靴は、トゥシェイプが特に際立ちますので、自分がなりたいイメージのものを取り入れると効果的です。

スクエアトゥはちょっと個性的でシャープに見えますし、ラウンドトゥは優しげな雰囲気を出しやすい、と一般的に言われています。

ところで、2015年秋冬のトレンドカラーってご存知ですか?

春夏はいたるところでネイビーやホワイトがプッシュされていましたよね。

カラーマッチングシステムを提供している<PANTONE[レジスタードトレードマーク]>は、2015年の色として、「マルサラ」を選びました。
今年の秋冬はこのカラーで溢れることが予想されます。

マルサラとは、赤ワインが由来のカラー。



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トレンドカラー「Marsala(マルサラ)」 写真出典:PANTONE[レジスタードトレードマーク]



深みのあるカラーですよね。このマルサラにコーディネートしやすいカラーと言うと、 ネイビーやカーキ、グレー、ベージュなど。
ご紹介したショートサイドゴアブーツのカーキのように自然の風景を感じるアースカラーを選ぶとハマるかもしれません。

伝説的な職人エンツォ・ボナフェ氏による真摯な靴


「Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ) 」は、イタリアのブランドです。

イタリアと言えば、靴や鞄など、皮革製品で有名で、伝統と高い品質を守るアルティジャーノ精神が息づいている国。

そんなイタリアで、このエンツォ・ボナフェは、イタリア共和制40周年の式典で、文化振興に寄与した企業として、大統領から表彰を受けています。

しかも、かの故ヨハネ・パウロ2世のほか、ヨーロッパ各国のVIPが顧客リストに名を連ねているそうです。

エンツォ・ボナフェの創業は1963年。イタリア靴の名門「a testoni(ア テストーニ)」でキャリアを積んだ後に、ボローニャに自身の工房を構えました。

創業時のエンツォ・ボナフェ氏は28歳。
それから50年強。
靴作りひとすじ70年、伝説の職人は齢80歳となっても、真摯な姿勢で靴作りを続けています。

実は、昨年、とある百貨店のイベントで、エンツォ・ボナフェ氏、ご本人の姿を拝見しました。
そこでは、氏が靴を手に、作業しているところを見せていただき、本当に感動しました。

やはり職人としての魂を感じたというか、渋くて、素敵でしたよ。

ご一緒に来日された御子息はまだ、お若くて、、、
まだまだこれからという感じがしました。

エンツォ・ボナフェの特徴は、九分仕立て。
グッドイヤーウェルト製法の中でも、アッパーにウェルトを付ける工程を手で縫い、底付のみを機械で縫う、この九分仕立ては、9割を手で仕立てることから命名されました。

なぜ、手作業で仕上げるのかを、『MEN'S EX NO.242』の座談会でエンツォ・ボナフェ氏は、このように話しています。

「私だって必要なテクノロジーは取り入れてきたよ。ただ、私がそれを許すのは、手でやるよりも機械でやったほうがきれいに仕上がる場合だけなんだ。重要なのは目的のクオリティをキープすることであって、作業時間の短縮のために、クオリティを落としてまで機械を使うのは本末転倒だということさ」

この言葉に、エンツォ・ボナフェ氏の靴作りに対するポリシーがよく現れています。




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エンツォ・ボナフェ氏 写真出典:exicite ism




※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。


[参考資料]
「MEN'S EX NO.242」
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本アーカイブス」
excite. ism
Enzo Bonafe公式HP


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タグ:Enzo Bonafe
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