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なんだかんだ言って正統派のドレス靴が好き「Edward Green(エドワード・グリーン) ASQUITH(アスキス)」 [Edward Green]

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「KUTULINE(クチュラン)」第86回の逸品は、、、
Edward Green(エドワード・グリーン)   ASQUITH(アスキス)」です。

86_Edward_green_ASQUITH.jpg


ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: ASQUITH(アスキス)
ラスト:808


最近、芸人の「永野」さんのネタがやたら耳に残っています。

永野さんと言えば、「ゴッホとピカソに捧げる歌」だったり、「文豪に捧げる歌」だったりで、「○○より、普通に○○が好っきー♪」と比較して歌い上げているわけですが、クールビズ期間中のビジネスマンもきっと、ドレスシューズを履けないジレンマから
「スニーカーより、普通にドレシュー(ドレスシューズ)が好っきーー!!」
とシャウトしたい気持ちになっているんじゃないのかなーと思う今日この頃。

ほんと、生意気なんですけど、「なんだかんだ言って、長年履きこんだ正統派のドレス靴には敵わない 」と言う気持ちで、今日は超正統派のエドワードグリーンからセミブローグのアスキス、格付けしちゃいます。

さあ、気になる格付けは……

 

 

「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) ASQUITH(アスキス)」をご紹介します。

では、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!



weston_kutulin_2.gif

エドワードグリーンの「アスキス」は、同じセミブローグの逸品「カドガン」とかなり似ていますね。
違いはと言うと、カドガンにある、踵まで伸びたブローグがアスキスにはないという点がまずひとつ。
そして、良くみると、トゥ部分に施されているメダリオンのデザインが違います。

カドガンの方が、古くからあるモデルと言うこともあり、クラシックな印象で、アスキスはそれに比べてスポーティな印象ですね。

今回使われているラストは、#888。
このラストは、内側がストレートで、外側がカーブしているのと、トゥがスクエアになっているのが特徴です。

結構シャープになっていますので、よりスポーティーと言うか、スマートな印象になっていると思います。

カドガンに使われることが多い#202は内振りで歩きやすいと評されていますけれど、いずれのラストでも、ヒールカップが小ぶりで、日本人の足に馴染みやすいのが、エドワードグリーンです。

もし、カドガンとアスキスのどちらにしようか迷ったのなら、自分が目指すイメージに近いものを選んでも良いかもしれませんね。

とは言え、もし春夏に履きたいと考えているならば、スポーティなイメージのアスキスの方がおすすめ。
セミブローグは、ジャケパンにぴったりなので、さわやかなクールビズを完成させてくださいね。

靴好きが行き着くEdward Green(エドワード・グリーン)


前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のマルバーンをご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。

質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。

これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、「出来うる限りの上質を求める」という哲学のもとに最高品質の革靴を生み出してきたから。

それだけに、デザインの美しさだけでなく、手入れをしながら履けば、10年、20年、30年でも履き続けることも可能です。

エドワードグリーンの靴は、普遍的で長く付き合っていける革靴だということですね。

クラシックの名作


Edward Green(エドワード・グリーン) は、名作と呼ばれる木型を数多く擁するブランドのひとつです。

 特に、#202ラストは、名作中の名作として、靴好きに知られています。

今回のアスキスに採用されているラストは808です。
202ラストは、同じセミブローグのカドガンに採用されています。

202はボールジョイントに余裕をもたせながらも、トゥが小ぶりとなっていて、日本人の足にも合いやすいのが特徴。

とてもバランスが良く、グリーンを代表するラストだと言われています。

そして、この「アスキス」には#808を採用したものと、#888というラストを使ったものがあります。

下の写真をご覧ください。この2つのラスト、大きな違いはトゥシェイプです。
両ラストともにスクエアではあるものの、888の方がよりスクエア気味になっています。

そして、踵。808の方が、ヒールが浅く、幅が広くなっているんです。


■Edward Green ラスト比較

Edward Green ラスト比較

出典:Strasburgo HP



Edward Green ラスト比較

出典:Strasburgo HP


 

エドワードグリーンの靴は、アッパーだけでなく、アウトソールにも上質な革が使われていて、快適なフィッティングを得られるだけでなく、足蒸れも少なく、1日を心地よく過ごさせてくれる靴です。

これだけ、上質な靴であれば、10年近く履くことができますので、しっかりと比較して、自分にあった1足を選んでくださいね。

そうそう、ちなみに、土曜日に伊勢丹新宿店で行われている「紳士ファッション大市」に行ってきました。
そこで、見つけちゃいましたよ、「アスキス」。

エドワードグリーンのロゴが最近変わった影響なのか、案外、セールになっているなという印象。
小まめにチェックしてみてくださいね。

※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。


[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
Edward Green公式HP
Strasbrugo HP



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タグ:Edward Green
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