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フレッシャーズにおすすめしたい「CHURCH'S(チャーチ)CONSUL (コンサル)」 [CHURCH'S]

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革靴格付けガイド「KUTULINE(クチュラン)」第64回の逸品は、、、

「CHURCH'S(チャーチ) CONSUL (コンサル)」です。64_churchs_consul.jpg

出典:http://www.church-footwear.com/



ブランド:CHURCH'S(チャーチ)
モデル:CONSUL (コンサル)
カラー:BLACK(ブラック)
ラスト:#173


「CHURCH'S(チャーチ)」は、質実剛健、頑強、素朴、そしてエレガントな英国を代表するブランドです。

今回、ご紹介するのは、“領事”の名を持つモデルです!

 

「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日ピックアップする革靴ブランドは、「CHURCH'S(チャーチ) 」。モデルは、「CONSUL (コンサル)」をご紹介します。

まずは、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、4です!



weston_kutulin_2.gif



このモデルは、前回ご紹介した「外交官」というモデル名の「DIPLOMAT(ディプロマット)」と同じ、ラスト#173が採用されています。

#173は、ドレスシューズでは主流のラストで、丸すぎす、かといってスクエア過ぎず、バランスの良いトゥの形が特徴のラスト。

印象としては、素朴でありつつ、エレガント。

まさに「チャーチ」のイメージそのもののモデルなんです。

そして、#173ラストというのは、1940年に登場し、長い間親しまれてきたスクエアトゥの「#73ラスト」と、現代人の足にフィットし、ロングノーズ気味のフォルムを持つ「#100ラスト」を継承して生まれたラスト。 

なので、雰囲気はクラシカルで、履き心地も快適です。

デザインは、フォーマルに、ビジネスにと、幅広いシーンで活躍するシンプルなストレートチップ。

だからこそ、完成されたフォルムが引き立つのですよね。 

そして、このデザインは、普遍的であり、流行に左右されるものではないため、バランスが良く、つくりが頑丈で、10年、お手入れ次第で20年と履けるものを手に入れておくことをおすすめします。

つくりがしっかりした靴というのは、履き心地が良いのが当然で、革自体も上質なものが使われています。

とはいえ、黒いストレートチップは、他人からみたら、革の良し悪しまで、すぐにわかるようなものではありません。

だから、忙しいビジネスマンは、お手入れをする時間を惜しんで、手ごろな価格の靴を履きつぶす人も多いというのも事実です。

良いものをお手入れして長く履いても、手ごろな靴を短いスパンで履いていても、どちらでも良いとは思います。

ただ、履き心地というのは、やはり格段に違いますので、営業職などの長時間歩くことが多いビジネスマンの方には、このチャーチの「コンサル」のようなしっかりとつくられている靴をおすすめしたいですね。

ちなみに、コンサルは74,000円(税抜)※2015年2月2日現在ですので、20年間履くとしたら、1年あたり3700円。
これに、修理やお手入れに必要な経費を考えて、2年に1回オールソール交換をすると想定すると、1年あたり12,000円程度。

一方、手頃なストレートチップとして20,000円程度のものを手に入れて、2年間履いたら、1年あたり10,000円。

どちらが正解ということはありませんけれど、これから、社会人になるフレッシャーズのみなさんには、ビジネスアイテムを揃える前に、どちらを選ぶかしっかり考えてもらうと良いと思います。


とっても英国的なのにモダンなCHURCH'S(チャーチ)


「CHURCH'S(チャーチ)」は、靴の聖地・英国「ノーサンプトン」で1873年に創業されたブランドです。

その歴史は古く、創業以来英国靴のトップブランドとして、真摯なものづくりを続けています。

一方、1999年に、プラダに買収されてからは、靴作りにファッション性とモード性が加わりました。

今回ご紹介するコンサルは、チャーチの定番モデル。
このコンサルに使われている「#173」ラストは、チャーチの「チェットウインド」「ディプロマット」と言ったドレスシューズにも使われています。

定番と言っても、前述したように、現代人の足に合わせて、作られたラストなので、足に馴染んでくれば、履き心地は、快適です。 

チャーチは、1965年に英国女王エリザベス2世より「英国女王賞」が授与された伝統と格式のあるブランド。
長きにわたって愛されているという事実は、チャーチの靴がいかにクオリティの高いものかを証明しています。

ぜひ、実際に、見て触って履いてみて、そのクオリティを感じ取ってみてくださいね。 


※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。

[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.4/5」
CHURCH'S公式HP」」
BRITISH MADE


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コメント 3

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ズバリ革靴の魅力とは!
by お名前(必須) (2015-02-08 22:13) 

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いくらグッドイヤーだからって10回もオールソールできませんよ
3回目には高額なリウェルト必要だし、自分の好みの結論へ誘導するために不都合な事実に目をつむっていれば誰の信用も得られませんよ
by お名前(必須) (2016-01-03 13:38) 

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かなり前から買おうとは思っていたのですが、30代も半ばになってから購入しました。
良い靴は長く持つのは事実ですが、替えの靴が数足あるという前提付きです。また、ある程度メンテナンス方法を知っておく必要もあります。この靴を買うのは最低2足、できれば一週間分の靴とシューツリーやケア用品等が揃ってからでもいいかと。
by お名前(必須) (2017-06-24 17:56) 

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