1足あるとめちゃ便利な「J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）#705　チェルシーブーツ」：ブランド革靴ガイド「KUTULINクチュラン」：So-netブログ

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1足あるとめちゃ便利な「J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）#705　チェルシーブーツ」　[J.M.WESTON] [編集]

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「KUTULINE（クチュラン）」第48回の逸品は、、、
「J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）#705　チェルシーブーツ」です。

ブランド：J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）
モデル：#705　チェルシーブーツ

このブログのアクセス数で、人気のほどが良く分かるジェイエムウエストン。今回格付けするモデルは、冬の必需品「チェルシーブーツ」です！

チェルシーブーツは、いわゆるサイドゴアブーツのことですね。
ゴアと言うのはゴムのことで、横にゴムがあるから「サイドゴア」。

なぜ別名で、チェルシーブーツなのかは、、、

そして、気になる格付けは……

「KUTULIN（クチュラン）」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）#705 チェルシーブーツ」をご紹介します。

では、いきなり結論から……

KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、5です！

とてもシンプルリッチなチェルシーブーツです。
なぜ、リッチかというと、1枚革で作られた靴だから。

靴を1枚革で作るためには、原皮の一番良いところを使わないといけないので、とても贅沢な仕様だと言われています。
ブーツを1一枚革で作る場合は、良い状態の大きな革が必要になりますから、さらに難易度が上がります。

世界最高峰と呼ばれるタンナー「デュプイ社」を傘下に置く、ジェイエムウエストンだからこそ、できる仕様ですよね。

また、このブーツの表情を見てください。
チェルシーブーツ・サイドゴアブーツと言うと、カジュアルシューズとして認識している方が多いかもしれませんけれど、ウエストンの705はエレガントさを感じませんか？

その理由は、センター部分につけられているラインにあります。
なんとなく、鼻筋が通っているような感じですよね。

パンツにセンタープレスがしてあると、パリッと感じますし、靴も同様にプレスラインが入ることでスマートな印象を与えてくれます。

そして、産経ニュース（2014.12.13）で報じられているように、ビジネスシーンでの服装がカジュアル化が進んでいるようです。
その傾向に、この#705チェルシーブーツはピッタリ。

非常にシンプルなホールカットシューズととらえれば、充分にビジネスシーンで使えますし、もちろんデニムにもばっちりです。

一度で二度美味しいだけでなく、季節感を出せて、しかも足元冷え知らず。
マストハブな1足ですね。

ちなみに、なぜチェルシーブーツと呼ぶかというと、ロンドンのチェルシー地区が発祥だからのようですよ。