洗練さと極上の履き心地を備えた名作「Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)」 [Edward Green]
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「KUTULINE(クチュラン)」第24回の逸品は、、、
「Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)」です。
ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: CHELSEA(チェルシー)
「忘れかけていた幸せ~、あーなーたーに~も~分けてあげたい~。ほーら、チェルシー♪もひとつ~、チェルシー♪ あなたにもチェルシーあげたい」
というわけで、誰もが持っておきたいエドワード・グリーンのチェルシーを格付けします。
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
シンプルかつ洗練された誰もが認めるマスターピース中のマスターピース(傑作)です。
この靴を見ると、「出来得る限りの上質を求める」という創業者のエドワード・グリーンの哲学が息づいていると感じます。
しかも、この靴は1930年代からスタイルが変わっていません。
それだけ、完成度が高く、多くの人から支持されている名靴と言えます。
ただし、革靴に疎い女子から見ると、ただの黒い革靴に見えてしまうかもしれません。
細身ですっきりしたシルエットのこの靴でも、量販店で買ったストレートチップの靴でも、パッと見ただけで、その違いが分かる女子は多くはないと心得た上で履くことが肝心です。
要はモテ靴ではないということですね。
もちろん、品質は格段に違い、長く履けるので、履くほどに良さがわかる靴ではあります。
前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のDover(ドーバー)をご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。
質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。
これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、最高品質の革靴を生み出してきたことや、1983年に同社を買い取り、エドワード・グリーンを再建した故ジョン・フルスティック氏の功績が大きいと言われています。
フルスティック氏は、イタリアのシューデザイナーでした。
それまで、なんとなく朴訥とした雰囲気を醸し出していた英国靴のフォルムに少しずつ手を入れ始めます。
そうして生まれたのが、名作ラストの「202」です。
「202」は史上最も完成された木型と讃えられましたが、80年代に開発された旧「202」をベースにより万人の足に合うように修正が施されました。
このラストの特徴は、トゥがインサイドに屈曲しているインサイドストレート&アウトカーブのシルエット、小ぶりのヒールカップ、そして絶妙なラウンドトゥで、見た目の美しさだけでなく、履いた瞬間に足に馴染んでくれるほどの快適さがあるということです。
202は後続の木型に多大な影響を与え、「32」「888」や「82」など新たな名作ラストを生み出す元となっています。
そう、エドワード・グリーンには、ブランドの顔となるラストが存在し、このラストがブランドの魅力になっているのです。
■202ラストが使用されているモデル
Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)は、DOVER(ドーバー)とならび、エドワード・グリーンを代表する傑作です。
そして、主に前段で説明した名作ラスト「202」を採用したタイプと、「202」を元に生まれた「82」のものがあります。
「202」は、ボールジョイントがややふっくらしていて、ウエストが美しくシェイプされています。
さらに、自然なフォルムで理想的なラウンドトゥと、日本人の足に合いやすいのが特徴です。
「82」は、2003年に登場したもの。
このラストの特徴は、長めのノーズとややポインテッドトゥにしたラウンドトゥ。
「202」と比較すると、「82」の方がよりスタイリッシュです。
ちなみに、「82」の誕生には、なんと、当時エドワード・グリーンに在籍していたガジアーノ&ガーリングのガジアーノ氏が携わっていたのですよ。何か、感慨深いですよね。
不朽の名作を手に入れて、ダンディーになっちゃいましょう!!
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
「Pen vol.525」
「Begin HP」
「Edward Green公式HP」
「Strasbrugo HP」
「John Lobb公式 HP」
「SAINT CRISPIN'S公式 HP」
「Gaziano & Girling公式HP」
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「KUTULINE(クチュラン)」第24回の逸品は、、、
「Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)」です。
ブランド:Edward Green(エドワード・グリーン)
モデル: CHELSEA(チェルシー)
「忘れかけていた幸せ~、あーなーたーに~も~分けてあげたい~。ほーら、チェルシー♪もひとつ~、チェルシー♪ あなたにもチェルシーあげたい」
というわけで、誰もが持っておきたいエドワード・グリーンのチェルシーを格付けします。
「KUTULIN(クチュラン)」とは、革靴格付けガイドです。
今日は、「Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)」をご紹介します。
では、いきなり結論から……
KUTULINの独断と偏見による「クチュランポイント」は、5です!
シンプルかつ洗練された誰もが認めるマスターピース中のマスターピース(傑作)です。
この靴を見ると、「出来得る限りの上質を求める」という創業者のエドワード・グリーンの哲学が息づいていると感じます。
しかも、この靴は1930年代からスタイルが変わっていません。
それだけ、完成度が高く、多くの人から支持されている名靴と言えます。
ただし、革靴に疎い女子から見ると、ただの黒い革靴に見えてしまうかもしれません。
細身ですっきりしたシルエットのこの靴でも、量販店で買ったストレートチップの靴でも、パッと見ただけで、その違いが分かる女子は多くはないと心得た上で履くことが肝心です。
要はモテ靴ではないということですね。
もちろん、品質は格段に違い、長く履けるので、履くほどに良さがわかる靴ではあります。
ノーザンプトンの最高峰であるEdward Green(エドワード・グリーン)
前回、Edward Green(エドワード・グリーン)のDover(ドーバー)をご紹介したときにも説明したように、「Edward Green(エドワード・グリーン)」は、イギリスのブランドです。
質実剛健という言葉で表現されることの多い英国靴のなかでも、エドワード・グリーンのデザインは、洗練されていて、とてもエレガント。そして都会的と評されることもあります。
これは、創業者のエドワード・グリーン氏が、繊細な技術で美しいデザインを追求し、最高品質の革靴を生み出してきたことや、1983年に同社を買い取り、エドワード・グリーンを再建した故ジョン・フルスティック氏の功績が大きいと言われています。
フルスティック氏は、イタリアのシューデザイナーでした。
それまで、なんとなく朴訥とした雰囲気を醸し出していた英国靴のフォルムに少しずつ手を入れ始めます。
そうして生まれたのが、名作ラストの「202」です。
「202」は史上最も完成された木型と讃えられましたが、80年代に開発された旧「202」をベースにより万人の足に合うように修正が施されました。
このラストの特徴は、トゥがインサイドに屈曲しているインサイドストレート&アウトカーブのシルエット、小ぶりのヒールカップ、そして絶妙なラウンドトゥで、見た目の美しさだけでなく、履いた瞬間に足に馴染んでくれるほどの快適さがあるということです。
202は後続の木型に多大な影響を与え、「32」「888」や「82」など新たな名作ラストを生み出す元となっています。
そう、エドワード・グリーンには、ブランドの顔となるラストが存在し、このラストがブランドの魅力になっているのです。
■202ラストが使用されているモデル
時代を超えて愛されるキャップトゥオックスフォードの名作
Edward Green(エドワード・グリーン) CHELSEA(チェルシー)は、DOVER(ドーバー)とならび、エドワード・グリーンを代表する傑作です。
そして、主に前段で説明した名作ラスト「202」を採用したタイプと、「202」を元に生まれた「82」のものがあります。
「202」は、ボールジョイントがややふっくらしていて、ウエストが美しくシェイプされています。
さらに、自然なフォルムで理想的なラウンドトゥと、日本人の足に合いやすいのが特徴です。
「82」は、2003年に登場したもの。
このラストの特徴は、長めのノーズとややポインテッドトゥにしたラウンドトゥ。
「202」と比較すると、「82」の方がよりスタイリッシュです。
ちなみに、「82」の誕生には、なんと、当時エドワード・グリーンに在籍していたガジアーノ&ガーリングのガジアーノ氏が携わっていたのですよ。何か、感慨深いですよね。
同時に検討したいモデル
不朽の名作を手に入れて、ダンディーになっちゃいましょう!!
※「KUTULIN(クチュラン)」は、
革靴倶楽部「EYELET(アイレット)」という革靴情報サイトのオフィシャルブログです。
「EYELET(アイレット)」では、靴について
「知る」「選ぶ」「修理する」「磨く」「あわせる」「育てる」「あつらえる」「揃える」という
8カテゴリに分類して情報を発信しています。
[参考資料]
「MEN'S EX 特別編集「最高級靴読本vol.3/4/5」
「Pen vol.525」
「Begin HP」
「Edward Green公式HP」
「Strasbrugo HP」
「John Lobb公式 HP」
「SAINT CRISPIN'S公式 HP」
「Gaziano & Girling公式HP」
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